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些細なことが原因です

 身内同士の喧嘩。親子・夫婦・兄弟との各パターンの違いはあれど、おおよそ些細なことが原因です。

 

 我が家(母親と私)では私が口達者で依然と大人に成りきれていないせいもあってか、よく親子喧嘩をします。さまざまな身内同士の喧嘩をリサーチしているわけではないのであくまで推測ではありますが、身内同士の喧嘩ってその時だけのことが原因ではないと思うのですね。長い年月同じ家に一緒に過ごしている(いた)中で、性格・好きな食べ物・好きな色・興味のあるもの・アウトドア派・インドア派・・・etc.と兄弟姉妹ならどうして同じ親から生まれてこんなに違うのか不思議なくらい、各人違うところがあったりします。そして毎日のように顔を合わせて、毎日のように会話をして、毎日のように何気ない仕草を見ていて起こった過去の出来事が蓄積されて今に至っています。

 

 そういう今までの事を含めて、些細なことを発端に脳裏の片隅にあった過去の出来事がたし算(もしかしたらかけ算)され、活火山のように一気に吹き出していくのだと思います。


何歳になっても親子喧嘩「全盛期の感覚」

 血縁関係がある親子、兄弟姉妹はいくら喧嘩をしても血縁関係がなくなることはありません。私のように介護をする or 全くしないこと&相続が原因で「争族」となっても、戸籍の通りその事実は変わりません。その点夫婦喧嘩が最悪な事態となり離婚への発展すると他人となって関係がなくなるわけですから、血縁関係ってとても強い関係だと思います。

 

 さて血縁関係(親子)同士の口喧嘩は、裁判で他人同士のある程度理性を保ったような状態での争いとは違って、感情むき出しの他人からでは到底理解できないような口喧嘩となる場合があります。さらに親80代vs子50代、親90代vs子60代であろうが年齢は関係ありません。おそらく当人同士は何歳になっても「親40代vs子10代」くらいの親子&喧嘩全盛期の感覚でいるんじゃないでしょうか。


「ヤ○ルト」が原因でした

 さて最近我が家で起こった親子喧嘩の原因は「ヤ○ルト」でした。前日にスーパーへ買い物に行く際、母親から「ヤ○ルトも買ってきてくれ」と言われ買ってきました。

 

 翌朝になって、
私  :「ヤ○ルト買ってきたから飲む?」
母親:「飲む!」
という回答だったので1本渡しました。その後、

 

私  :「ヤ○ルト好きだよね。美味しいもんね。」
母親 :「いや、好きって言うわけじゃない。体に良いから・・・」
と答えたのです。

 

私  :「エッ!?好きだし、美味しいし、体に良いからいつも飲んでるんだよね?」
母親 :「いや、そういうわけじゃない。体に良いから飲んでるんだよ。」
と言い張るのです。

 

そこで(皆様に私が大人げないと言われようが)親子喧嘩が始まります!
私 :「美味しくもない、好きでもない、医者から処方されているわけでもない・・のなら毎日飲まないでしょ!」
母親:「いや、そういうわけじゃない。体に良いから飲んでるんだよ。」
と再び言い張ります。

 

 上述の通り、母親には素直さが足りません。もともと両親ともにマイナス思考、結果を見て出来なけれダメ出しをする、褒めることはしないの性格です。何か初挑戦をしようとすると「失敗するから止めた方がよい」という言葉が返って来ます。

 

 また母親は「いや・・・」と最初に言う癖があり、それが本当に逆説の内容が続くのであれば問題ありませんが、そうでない時でも言います。聞いている方は「いや・・・」の連発で不快な気持ちになります。私はそれらが小さい頃から嫌いで親子喧嘩へと繋がる原因になっています。


年齢関係なし、筋力必要なし、費用なしでOK!

 人の性格は早々変わりません。また他人がどうこうアドバイスしても本人が変わる気がなければ変わりません。なので私は両親を反面教師として社会人になり、それまで読まなかった本(自己啓発書)を読み漁るようになりました(詳しくは「前向き>後向き訓練1訓練2訓練3」をご覧ください)。

 

 おかげさまで私はプラス思考になってきました。母には残りの人生を楽しく、そして介護してくれる方々にも楽しく来訪してもらいたくて次のように言います。

 

 私 :「(以前から)飲み続けているんだからヤ○ルトは美味しいし、好きだと素直に言えばいいんじゃない。あと、また最初に「いや」って言ってるよ。マイナス言葉ばかり使っていると良いことはありません。今からでも直したほうが良いよ。」
そうするとお決まりの次の言葉が返ってきます。
母 :「どうせもう永くないからいいんだよ。」

 

 この言葉、よく高齢の方と話すと出てきます。人生があと少しであるというのは、平均寿命からいって確かなことだと思います。しかし次のようには考えてはいかがでしょうか。

 

 「人間の体は年齢とともに老いて朽ちるが、魂は朽ちない」

 

 おそらく現在マイナス思考の人は修正しない限り、

  1. 前世でもマイナス思考
  2. この世でもマイナス思考
  3. 来世でもマイナス思考
  4. 来来世でもマイナス思考

であまり良いことはなく、悪いことを引き寄せやすい性分であり続けると思います。(ただし他方面で良い事をしていれば、多少のマイナス思考であっても悪いことを引き寄せるわけではないと思います)

 

 つまりこの世で今マイナス思考をプラス思考に変えておけば、来世ではプラス思考のスタートで始まって、「今若返ってやり直せるならこうなりたい」というイメージへと来世では若くして近づくと私は考えます。よって、年齢が80歳だから修正しても仕方がないのではなく、残りの人生短くても今から修正しておくべきと思うのです。それにプラス思考に修正するのに年齢は関係なし、筋力トレーニング必要なし、お金も必要なしで本人さえ意識すれば、今すぐ変えていくことができます。

 

 皆様いかがでしょうか。ちょっとスピリチュアルなお話でした。信じませんという方、それはそれは正解です。このお話はスルーしてください。


些細なことで平穏に

 各家庭によって「お互い無口の険悪ムード期間」に違いはあれど、介護をしているとどうしても食事のことや介護手続きなどの話をしなければならなくなります。

 

 冷静になってみると「もう80(歳)の親にちょっと言い過ぎたかなぁ・・・」なんて子が思ったりして。平穏な日々に戻るのも些細な事からです。それらがキッカケで話し出すと、その後は何もなかったように会話し出すのも血縁関係のある親子ならではです。


良きアドバイスを頂きました

 おしまいにこのことをケアマネジャーさんに話したら、良きアドバイスを頂きました。

 

 人間は喜怒哀楽があります。その中で「怒」というのはかなりの気力&体力を必要とするそうで、「認知症」の防止になるそうです。

 

 考えてみると、私の母親やすでに他界した父親ともに「認知症」や徘徊といったことがありませんでした。なのでその経験がないだけに今ご覧になっているご家庭でそのような状況の方がいらしたなら、気持ちは残念ながら分かりません。おそらくそうした状況になったとしたら、施設を考えなければと思います。

 

 現在在宅介護が出来ているのは、ほぼ寝たきりではあってもそうした状況になっていなからだということに気が付きました。介護は大変だけれど、見方を変えればありがたい部分もあるんだなぁ・・・と。

 

 これからは出来る限り一日自宅にいる母親と話を多くするようにしたいと思います。たまには口喧嘩も混ぜて・・・(笑)。

 

 他愛も無い一家庭の在宅介護ブログですが、少しでもあなたの参考になれば幸いです。


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