実体験からもしもの時に慌てないよう事前準備↓をしておくことをおすすめします

このブログの目指すところをこちらにまとめてみました。

「おむつ交換」の一連作業

 「おむつ交換」と言っても、おむつだけを交換すればOKではありません。その他に、

  • パッド
  • 手袋
  • トイレットペーパー
  • おしりふき
  • おしり洗浄石鹸
  • フタに穴を空けたPETボトル
  • 塗り薬
  • 汚物入れ用ビニール袋

などを使って、

  1. 手袋をつける
  2. 汚物入れ用ビニールの取り出し
  3. おむつ&パッドの取り外し
  4. 本人を横向きにする
  5. 小・大便をトイレットペーパーで拭き取り
  6. おしりふきや石鹸を使って洗浄
  7. 薬を塗る
  8. 新しいおむつとパッドを取り出す
  9. 新しいおむつとパッドを敷く
  10. 本人の体を戻してあおむけにする
  11. 新しいおむつとパッドをある程度しっかりと留められるような適切な位置を見つける。
  12. 新しいおむつとパッドを留める
  13. 汚物を袋に入れて捨てる
  14. 掛け布団を本人にかける

が一連の作業となります。


できる限り自分で交換する回数を減らす

 以前は朝や休日は自分がおむつ交換を始めとして介護しなければなりませんでした。介護保険認定が「3」⇒「4」⇒「5」と上がることで、介護保険内で利用できる枠(単位)が増える⇒自分の時間が少しづつ増えるとあって、気持ち的にも以前よりは落ち着いてきたような気がします。

 

 現在朝・昼・晩の1日3回もしくは2回ヘルパーさんがおむつ交換や食事介助に来てくれます。私は(朝・昼・晩の合間に交換しなければならない場合以外)基本的に深夜のみの担当です。

 

 介護保険枠内の使い方はそれぞれのご家庭によりますが、おむつ交換は毎日のことなので、介護をする家族ができるだけ交換する回数を減らすようケアマネージャーさんと相談しながらスケジュールを組んでいくと良いと思います。

 

 もし単位が足りないということであれば、それこそ「子・孫」総出で交代介助できれば一番良いと思います。

 


おむつの支給

 こちらは寝たきりまたは認知症の状態にある在宅の要介護(4または5)、生活保護需給世帯または市民税非課税世帯など自治体によっての限定になってしまいますが、おむつの支給を役所に申請⇒承認されることで負担が減ります。詳しくはケアマネージャーさんや自治体担当部署に問い合わせてみましょう。

 

 現在私の自治体支給では一ヶ月につき、(おむつ&パットを希望する割合で)計4パック支給(一部自己負担あり)してもらっています。おむつも入り数や吸収回数などよって違いがありますが、1パック2,000円前後しますのでおむつの支給はとても助かります。もし該当する方は申請をしてみましょう。


通販を利用して時間を有効に!

 支給のおむつ&パッドでは残念ながら1か月持ちません。特にパッドは支給されるものが中程度の吸水性なので、晩から朝までは到底持ちません。よって私は幅の広いロングタイプのパッドを長時間用&水便対策用として別途購入し、深夜の交換を行っています。

 

 ほぼ寝たきり状態であると、歩くなどの運動がないのでよく便秘になります。そのため往診医より下剤を処方されています。これによって便秘を抑える一方、少しでもお腹が冷えて緩くなると一気に水便が出て、おむつ&パッドを何回も交換もしくは最悪布団まで浸透してしまう場合があります。

 

 そうした事態に対応できるよう、枚数不足・幅広・吸水性ロングタイプのパッドは(1パックが大きいこともあり)別途通販を利用して多めに常備しておくと良いでしょう。

 

アテント 夜1枚安心パッド 仰向け・横向き寝でももれを防ぐ 6回吸収 34枚 32×63cm テープ式用 【大容量】

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アテント 夜1枚安心パッ ド たっぷり 12回吸収で朝まで超安心 16枚 32×63cm テープタイプ用

吸収回数が多いと長時間着用できますが、おむつかぶれになりやすいため我が家では6回吸収を使用しています。


 

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