「事前準備」があってこそ
このブログには「事前準備」というワードがよく出てきます。何事も思い付きですぐに出来る(成功する)とは限りません。というか「事前準備」もなく上手くはいかない、いやいや「しっかり事前準備」したって上手くいかない場合だってあります。
私の今までの経験から「しっかりと事前準備ができた」と自信をもって本番を迎えた時は、上手く行った(成功した)ことが多いです。わかりやすい例としては、学校の入学試験・テスト、資格試験ですね。しっかりと本番前に勉強をしていれば良い点数、結果(合格)できました。一方あまり勉強せず、一夜漬けに近い状態で本番を迎えた場合は散々の結果(不合格)でした。当然ですね。
ましてやモノやサービスをお客様へ渡すことによって「お金を得る」にはさらなる「事前準備」が必要です。(才覚があれば違うのかもしれませんが「お金は使うの簡単でも、稼ぐのは難しい」です・・・はい)
「事前準備」出来ていましたか?
今介護をしている方はすでに事が起きているので「事前準備」が出来ていたかが問われます。厳しいことを言えば、介護が始まって仕事に行くことが出来ず、収入が無くなって苦労しているとしたら「事前準備」ができていなかったことになります。
この先何があるか予想通りにすべて事が上手くいっている人はいません。どちらかと言えば「想定外のことが起こってしまってどうしようか」「想定内ではあったけれど面倒で後回しにしていて準備不足、その結果今どうしようか」と悩んでいることが多いと思います。いづれにせよ(下世話な話ではありますが)「お金」があれば、多くの場合なんとか解決することが出来ます。ただし、かかる費用は時間的にも余裕のある「事前」と急な対処となる「事後」では、当然後者の方が断然費用は多くかかることでしょう。
今から「事前準備」をする
まず「事前準備」が出来ていなかったと感じているのならそれを素直に認めます。
そしてこれから先どのように対処・改善していくかを具体的に(できれば金額も含めて)紙に書き出し、それをいつまでに行っていくかスケジュールに落とし込んでいきましょう。スケジュールが出来上がったら、実際に行動に移します。
よく「やろうとは思ってはいたんだけど・・・」と言って行動せずにいる人がいますが、言う言わないどちらにせよ行動していないことに変わりはありません。残念ながらこの世は行動しなければ何も変わらないもしくは悪くなる一方ですので、今すぐ「事前準備」をして行動に移しましょう。
本来は5年、10年先を見据えて「事前準備」をする
何か初めてやってみることがあれば、すぐには出来るようになる(達成する)ことはできません。そのレベルが比較的容易であればすぐに達成できるかもしれませんが、レベルが高くなればなるほど達成には時間もお金もかかります。「お金を得る、増やす」ことは容易に(介護で無職となっても生活できるレベルに)達成できるものではありません。
よって5年、10年後に強固な収入システムを得られるように「事前準備」を毎日コツコツ少しづつ継続していきましょう。
そんなに待てない・・・
今まさに介護に直面して困っている方からすれば、「そんな5年、10年先まで待てない」と言うかもしれません。であるのならば、自分の時間を使って働きましょう。これが収入を得るには一番確率の高い方法です。
また別の声があると思います。「介護に時間が取られて、それができないから困っているんでしょ」と。それでも手っ取り早く稼ぐにはそれをやるしかありません。具体的には、主に以下の2つがあると思います。
- 外出して働きに出る
- 在宅でできる仕事をする
ことになります。またそれぞれの思い付くメリット、デメリットを挙げてみました。
項目名 | メリット | デメリット |
---|---|---|
外出して働く |
・仕事が(選ばなければ)たくさんある |
・外出するための着替え、化粧、持ち物などを含めた外出するための時間が必要 |
在宅で働く |
・移動時間がないのでその時間を仕事にあてられる |
・在宅で稼げるだけのプログラミングやハンドメイドなど固有スキルが必要 |
いづれにしても介護の時間外にとなるので、その時間を捻出するために朝起きてから寝るまでのスケジュール管理がとても重要になります。
また人間は機械ではありませんので、働けば当然疲れが出てきます。ましてや長時間労働となればなおさら。自分の体を壊しては元も子もありません。その疲れを早く回復するなどの体調管理も重要となってきます。
前フリが長い
「どうやったら介護をしていても稼げるか」を知りたいのに前フリがやたらと長いと思った方も多いのではないででしょうか。今回は結論を先にではなく、後に書くことにしました。
その理由としては、特に面倒なことを後回しにしていたり、行動力がなかったりする人は具体的に稼ぎ方を知ったからといっても稼げないからです。つまり、稼ぐためには先に自分のマインドを変える(前向きになって行動できるようになる)ことから始めないとダメだと思ったからです。
実際私もそうでした。
若かりし頃は面倒なことは後回し、自分の部屋の掃除もろくにせず汚部屋のまま、勉強は当然のごとくやる気なし・・・などのダメダメでした。当然のことながら良いことはありません。
社会人になって間もない時お客様を始めとする仕事関連の方々とお話すると、いかに自分が無知で浅はかであることを痛感します。その改善策としてまずは全くとして読まなかった本(特に自己啓発書)を読むことにしました。
具体的にどんな本を読んで感銘を受け、実行してきたかについては今後小分けしてお伝えしたいと思います。
結論です。
やっとおしまいの結論です。私が考える具体的な「介護をしていても稼ぎ方」は、
ことをすると良いでしょう。投資に回すお金などないという方は再度見直して少額でも捻出しましょう。特に大きな費用(ローンまたは家賃、保険、車)をよ〜く見直すことをおすすめします。
なお、本人を介護するご家族が一人か複数によって、違いがでてきます。仮に外出または在宅で稼ぐということを「1馬力」とした場合、旦那さんと奥さんで「2馬力」となると稼ぐ金額や時間に違いが出てきます。
例えば旦那さん(または奥さん)が外出で正社員としてフルで働き、奥さん(または旦那さん)が実父、実母を献身的に介護・家事・在宅仕事をしているのであればなお良いでしょう。
以上、「介護」があっても稼ぎを得るにはの概要でした。さらに具体的なことは、こちらも今後小分けしてお伝えしたいと思います。