実体験からもしもの時に慌てないよう事前準備↓をしておくことをおすすめします

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幸いまだ今日の朝から仕事ではなかったので・・・

 新年明けまして3日目の午前2時、目が冷めてしまったのでこのブログを書いています。先程親から連絡があり、オムツ交換をしてきました。通常のオムツ交換0時から2時間後に水便くんが出てしまったからでした。

 

 寝たきりの方は便秘になりやすく、下剤を飲んでいる方が多いと医師、看護師、ケアマネジャー、ヘルパーさんの方々からよく聞きます。母親もその一人で、粉末タイプの薬だけでなく液体タイプのものも場合によって飲みます。

 

 お正月とあって美味しいものがあるので「いつもより食べているなぁ」と思っていた反面、年末から便が出ていないので気になっていました。そうなってくると上から戻してしまうこともあるので、枕元に洗面器は必需品です。

 

 母親も便が出るタイミングをヘルパーさんが来る昼間になるよう下剤を飲むタイミングを考えていてくれるのですが、残念ながらこればかりは上手くはいきません。結果的には深夜の2時となってしまいました。まだ今日から仕事ではなかったので、考え方を変えればラッキーでした。


水際対策はこちら

 携帯を枕元に置いている母親は、水便が出てきてすぐに私の携帯にかけてきました。私も枕元に携帯を置いています。また深夜でもできるだけ近所に迷惑がならない小さいボリュームで着信音がなるようにしています。なぜなら(音がならない)バイブレーションのみは熟睡していると気が付かなかった経験があるからです。もし気がつかないで時間が経過してしまうと、水便被害が広がって皮膚にも良くありません。

 

 さて部屋へ行くと、案の定水便くんの臭いがして動きがとれない母親がいました。今回行った水便のオムツ交換手順です。

  1. 布団を取り除く

     ⇒今回幸い汚れずセーフ

  2. 寝巻きのズボンを取る

     ⇒今回幸い汚れずセーフ

  3. オムツを見る

     ⇒横から水便くんが少し漏れていた

  4. 敷布団汚れ防止用に敷いたパッドにも漏れていた

     ⇒それと一緒に丸めて処理

  5. 背中からお尻まで付いた水便くん

     ⇒トイレットペーパーとおしりふきでよく拭き取る

  6. 皮膚が弱く剥けやすい箇所に塗り薬(アズノール+亜鉛)を塗る

     ⇒次に出た便に対して薬が弾く要素もあり

  7. 新しいオムツとパッドを用意

     ⇒体を横向きから仰向けにする

  8. 新しいオムツとパッドをセット

     ⇒母親安堵の様子

 各家庭で違いがあるかもしれませんが、参考にできればと思います。上記の通り今回は早い段階で連絡をもらったので、一番最悪な布団への汚れが付くという事態は免れました。もし付いてしまうと夜な夜な掛け布団カバーや敷きパッドを静かにゴシゴシ洗わなければならず、私の心も折れてくるのです。


長時間の介護待機がある

 寝たきりの母親の便秘は慢性的になっているので、毎週このような事態になります。特に液体タイプの下剤は水に○滴入れて自分で調節できるので、あまり出てこないと量を増やします。そうすると効果はあるのですが、いつ出てくるかはわかりません。できる限り布団を汚されたくないので電話は自分のそばにいつも置いています。

 

 今回は残念ながらの深夜時間に私が対応しました。新しいオムツとパットに交換して安堵の顔の母親を見るとよかったなぁと思う一方で、一度眠りについて電話で起こされたことでその後すぐに眠れないのが玉に瑕です。

 

 このことから以前書いたブログの通り、長時間の介護待機があるということを介護をしたことがない姉を始めとして、身内には分かってもらいたいと切に願うばかりです。


お尻サラサラは気持ちイイ〜

 私も赤ちゃんの頃オムツをしていました。さすがにその頃の記憶はありません。なので新しいオムツを交換してお肌サラサラ感の気持ちよさは分かりません。

 

 たぶん夏場にシャツだけでなく、パンツまで汗だくだくになったときに、替えの下着を履いた時の爽快感と同じことだと思います。

 

 新しいオムツに交換して安堵の顔をしている母親が何よりだと思いますので、可能な限り早めに交換できたらと思います。ホント電車のごとく正確に、「便の到着時間」が分かったらいいのになぁ・・・と思う深夜勤務でした。

 

 寝たきり親の在宅介護をしているご家族で、水便対策とオムツ交換手順が参考になれば幸いです。


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