2023年・春アニメの「オシ」
私の趣味の一つであるアニメ鑑賞。コミケやアキバに行ったり、独自で制作したりとかではなく、ただ単に鑑賞するのが好きなだけのいわば「にわかアニメファン」ってところでしょうか、毎回楽しく観ています。
さて、2023年の春アニメで人気があると言えば「推しの子」でしょう。あなたは観ましたか。オープニングから人気ユニットYOASOBIさんの斬新な曲「アイドル」から始まることからも気合いの入っている感がありますよね。第1話は拡大版になっており、単なるアイドルへの成長物語やよくある異世界転生ものと思いきや、最後は泣けてくる内容です。OP曲やED曲だけでなく、作中のアイドルユニット[B小町」の曲や振り付けも人気があるのでこちらも注目です。
もしあなたの興味のあるアニメであったなら、アマゾンプライム会員であれば無料で見られますのでぜひ観てみてくださいね。
「日本のアニメは最上の価値を植え付けている」
私がアニメを観るのは楽しい&面白いだけでなく、ストーリーや作画の完成度がスゴイので自分自身にとっての気付きや教えを得ることがあるからという部分もあります。
先日購読している無料メルマガ「ロシア経済ジャーナル」さんの2023年5月1日号で「日本のアニメと海外のアニメの決定的な違い」に関する記事がありました。その結論として、
「日本のアニメは最上の価値を植え付けている」
と言うのです。このメルマガはロシアに28年住まわれていた方が書いているもので、ロシア、日本、世界の情勢を分かりやく解説してくれています。書籍もたくさんあって、私も購入して読んだこともあります。話は戻って、その記事の中でロシアと日本のアニメに関する見方についての比較がありました。
- ロシア ⇒ 「アニメ」は子供が観るもの
- 日 本 ⇒「アニメ」は子供も大人も観るもの
確かにディズニー、アンパンマン、ポケモン、ドラえもんなどのアニメは比較的子供向けです。一方たとえば「鬼滅の刃」はどうでしょうか?鬼や人を殺めてしまう場面が多く、決して子供向けではなくどちらかと言えば大人向け、いやいや子供も大人も関係なく観れるアニメだと思います。
その「鬼滅の刃」を観ていると、たとえば「無限列車編」のように炎柱である煉獄さんは列車のなかにいる人々を守るために自分の命をかけて鬼と戦います。また他のアニメにおいても「自分の命をかけて」まではいかなくても、「他人のために頑張る」的な内容が多いです。ことからも日本のアニメの内容は普段から「自分のことより他人のことを考える」価値形成に影響を与えているというのです。
私もその意見に同感でした。少なからず日本アニメはその一役を買っていると思います。
災害時にも分かる日本人の他人を思いやる気持ち
東日本大震災から早12年。その他にも大きな地震、津波、土砂災害などがありましたが、日本ではそのような事態でも略奪や秩序を乱すことは少ないです。
支援物資が届いても長い行列を並んで一人づつ、さらには「私たちよりもっと困った人がいるでしょうから、その方たちからどうぞ」というくらいです。おそらく海外で同じような国は少ないでしょう。
ちょっと話は変わって、私は食べることが好きです。なので来日している外国人に声をかけて、日本食を堪能してもらうこちら↓の動画を時折観ています。
再生すると音が出ます。ヘッドフォン等をお使いください。
毎回の動画には「日本に来てどれくらいですか?日本には何をしに来ましたか?日本のあなたの国との違い何ですか?」などインタービューがあり、その中での回答のひとつに「日本人はとても優しい、優しすぎる」という意見があります。具体的には、
- 日本語が分からなくても一生懸命行き先までの道を教えてくれる
- さらには(自分の時間を使って)目的地や電車の乗り場まで案内してくれる
といったことです。
このことからも日本人には他人を思いやる気持ち(文化)があるといえますね。「おもてなし文化」といったところでしょうか。
つまりはその国民性が、道路やトイレなど公共の場所にゴミが落ちてなくてキレイで、夜に女性一人でも歩けるほど(人命が安全な)治安が良いことに繋がっているのだと思います。
2023年・春アニメの「オシ」をもう一つ
おしまいに、もう一つ「オシ」のアニメをご紹介。人それぞれ好みがあるのでなんとも言えませんが、ほのぼの観れるこちらのアニメもおすすめです。
小学生5年生の女の子・西村さんは何故かクラスから「死神」と呼ばれています。そこへ転校してきた事情を知らない高田くんはクラスの皆とは違った視点で「死神なんて呼ばれてカッコイイ!」と西村さんと友達に。素直な性格で、グイグイ押してくる高田くんに西村さんは時折顔真っ赤になることも。そんな素直さやストレートに伝える言葉がとても印象なアニメです。
今日5月14日(日)は母の日。いつもお世話になっている、お世話になっていたお母さんに「ありがとう」とストレートに言ってみる機会ですね。また、旦那さんは子どもたちの母である「奥様」に高田くんのようなグイグイ押してみるセリフで、炎のように熱く顔真っ赤にしてみてはいかがでしょうか。