子供の頃、私にとって衝撃的なことでした
日本が誇る、いや世界的に誇ると言っていいほどのアニメ「機動戦士ガンダム」。主人公が「アムロ・レイ」であった最初のガンダム放映(1979年)から43年も経っているんですね。
私が子供の頃、最初に観たガンダムは本当に衝撃的でした。なぜなら今までのロボットアニメは操縦席が「頭」の部分だったのですが、ガンダムは「お腹」の部分にある。そうすることでメインカメラのある「頭」の部分が無くなってもまだ終わりではなく、それでも戦えるというところが衝撃的だったのです。なので、赤い彗星「シェア・アズナブル」が操縦するジオングとガンダムの戦いでそうなった時はとてもワクワクしたものでした。
直感的に、素直に、受け止めて実行してみる
熱く語った「機動戦士ガンダム」ですが、その後のシリーズはほとんど観ていません。だんだんと複雑な内容になってきたのと、その頃他のことに夢中になっていたからだと思います。
さて、そのガンダムシリーズが今回の秋アニメで「機動戦士ガンダム 水星の魔女」として始まっています。久しぶりにガンダムシリーズを観てみようと思い、プロローグと第1話を観てみました。そうしたら私にとって衝撃的なセリフが待っていました。第1話の決闘シーン、主人公の「スレッタ・マーキュリー」のセリフです。
「逃げたら1つ、進めば2つ手に入る」
めっちゃ前向きな言葉だと思いませんか。人それぞれ感銘を受ける言葉は違いがあれど、直感的に「良いな」と思ったその感覚を素直な気持ちで受け止めて、そしてそれを信じて実行してみることが私は良いと思っています。
それによって得られるもの
その後のシーンでもう一つ良いセリフがありました。自分が進むことによって、
「経験値・プライド・信頼」が得られる
人生は決断の連続です。どっちに進むか迷って、それが重要度を増せば増すほど怖くてなかなか決められないっていうことありますよね。私も過去にそのようなことがありました。その経験上「怖い方に進んだら結果的に良かった」ことが多いです。
現状維持がいけないわけではないけれど、先程のセリフのように(怖い方に)進んでみてみると、結果が良くても悪くても経験値は広がりました。
自分が行動してきた「歩み(実績)」は、結果的に行動した経験・プライド・信頼が得られると思うのです。そしてその積み重ねが人生の糧となるのは間違いなしです。
「在宅介護」に当てはめてみると
今回のお話を「在宅介護」に当てはめてみると、
- 生活スタイルが介護者中心になって、介助・食事・排泄・ゴミ出し・手続き・買い物など自分以外での手間がかかって、時間が多く取られる
- 生活費、光熱費、消耗品、介護保険を利用してもかかる自己負担額などお金がかかる
- 精神的ストレスが溜まる
- 仕事以外に体力を消耗する
など細かく挙げたらキリがないくらいの苦悩がありますが、この(介護をする家族側から見た)経験はやった人でないとわかりません。
しかしこの経験値によって、
- これまで辛抱強く耐えてきた自分の「忍耐力」が増す
- (毎日頑張っている姿を必ず誰かが見ているので)人間的な信頼が増す
ので(それらがいつどこで役立つか利点となるかはわかりませんが)、今後の人生において絶対に無駄ではないと思うのです。
一つでも前向きに思ってもらえれば幸いです
今回のブログはアニメのセリフから「在宅介護」を前向きに進んでいくためにどうかと書いてみました。
人それぞれ好きなものは違います。だけど世の中アニメだけではなく、映画・ドラマ・音楽など自分の好きなものをアンテナで受信するがごとく意識的に観たり・聞いたりしていれば感銘を受けるフレーズに出会うことでしょう。
「在宅介護」は思ったより大変です。「なんでこんなに時間やお金をかけなくちゃいけないんだろう」と思ってしまうことが多々あるかと思いますが、居心地の良い自宅で過ごす日々は親にとって一番だと思いますので、その日々の時間を作ったことは親がいなくなった時に「よくやった」と自分を褒めることができると思います。
現在「在宅介護」をしている方、お互い頑張りましょう!
このブログがあなたにとって、一つでも前向きなキッカケになったら幸いです。