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高齢者の一人住まい

 先日70代の知り合いの女性と話す機会がありました。お子さんはすでに巣立って別の家庭を持ち、数年前にご主人が他界したため今となっては広い戸建てに一人で住んでいます。

 

 その方は寝たきりの私の母親と違って杖は持っているものの、ほぼ普通に自分で歩けるので今のところ日常生活は支障無く出来ているいるようです。ただし車の運転はすでに免許返納しているため、買い物や病院などへはバスやタクシーを利用しています。また重い荷物は時折様子を見に来る息子さんが持ってきているとのことでした。


それってかなり高くないですか?

 会話の中から「ええぇー!!」というビックリ話がありました。それは「2階屋根の一部修理と塗装をして約90万円ほどかかったこと」でした。内容を聞いてみると飛び込み訪問してきた業者から、
「隣の家が建て替えをしていて足場から見ると、破損している部分があるので早めに修理して塗装したほうが良い」
とのこと。そのように言われ、屋根が雨漏りしてはいけないと思ったその方はすぐに依頼して修理と塗装を行ってもらい、工事が終了して支払いをしました。

 

 さらに工事の施工方法を聞いてみました。足場は組まずに2連はしごで作業を行い、屋根の一部を補修して塗装を行ったとのことでした。私はだいぶ前ですが、家の外壁塗装をした経験があります。その時の見積書を見て「足場代も入っているからやっぱり結構費用はかかるよねぇ」という感想をもっていたので、

  • (2階屋根といえども)足場無し
  • 一部の補修と塗装

 「それってかなり高くないですか?」と思ってしまいました。


工事後のさらなるビックリ話

 後日さらなるビックリ話を聞くこととなりました。それはお隣の建て替え新築工事が終わりに近づいて来たある日、女性がその工事会社の方とたまたま塀を挟んで話をした時のことです。

 

 建て替え前はしばらく空き家になっていて庭も草が生い茂っていたこともあり、見違えるようにキレイになったお家を見ながら話をして、何気なく次のようなことを言いました。

 

「お宅の○○(下請け)会社さんでこの間、うちの屋根の修理と塗装をしたのよ」

 

その後お隣の新築工事の担当者が次のように言います。

 

「ウチではその会社知りませんよ」

 

 女性の屋根工事の代金支払いはすでに完了し、日数も経過しています。つまりは「隣の新築工事足場から見て」というのは嘘だったのです。結局、今回の屋根工事は、内容からすると「かなりの高額請求をされてしまった」後の祭りとなってしまいました。


突然の勧誘話に良いことはほぼない

 電話でも訪問でも業者から突然の勧誘話に良いことはほぼないと思います。今回の女性は時折息子さんが訪問するといっても、今となっては広い戸建てに一人住まい。自身が所有する戸建ては自由にリフォームをしたりすることができる反面、経年劣化とともに補修することがでてくると自分で管理しなくてはなりません。ましてや高齢者となれば、自分で屋根に登って不具合箇所を実際に見ることはできませんので、そうした箇所を狙って訪問勧誘するのではないかと思います。

 

 私のように在宅介護であれば良いですが、近くにお子さんが住んでいてもすぐに対応できるわけではないので、管理の行き届いた分譲マンションや介護施設に引っ越すかまたはお子さんの誰かが一緒に住んで在宅介護をするかなどの選択を、高齢の親が元気に歩けるうちに家族で話し合い、いつそうするかしっかりと期日を決めておくのが良いと思います。

 

 また外壁塗装やリフォームをする際は、業者からではなく自分からアプローチしていきましょう。もし心当たりがない場合は、とりあえずネットで複数社見積もりをして金額を知り、検討すると良いでしょう。ただし、金額ばかりだけでなく電話や担当者の対応を見ておくことも重要です。


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