何が重要?
以前のブログでもお伝えしました通り、母親はここ最近デイサービスに行っています。自宅では普段ほぼ寝たきりなのでパジャマがユニホーム状態になっているのですが、デイサービスへ行くとなると外出用に着替えなければなりません。またオムツや処方されている薬など持ち物も用意していかなければならず、体が思うように動かない本人にとっては幼稚園児のように行きたくない理由を言ってきます。
熱があったり、体調がすぐれない場合は除いて本人の意見とは裏腹に時間になったらデイサービスのお迎えが来るので、仕方なく行きます。しかし行ったら行ったで他の利用者さんやデイサービス職員さんとそれなりに交流はしているようで、私としてはいつも顔を合わせる私やヘルパーさん以外と会話をしてくれることがとても良いと思っています。
その会話が弾む一時の10時や15時のお茶の時間のお菓子を当日参加した利用者さんが持ち寄っているので、母親も持っていきたいと要望がありました。次のディサービスまで時間が迫っていたこともあり、早速大きな駅のデパート地下1階へ探しに行きました。
今回の菓子折りのテーマは高齢者の方同士のお茶菓子とあって、
- 比較的柔らかいもの
- コーヒーや紅茶に合う洋菓子
- 比較的好き嫌いのない美味しさ
- 一つづつパッケージされているもの
- 量的にあまり多くはないもの
です。
無難な選択
そこで思い付いたお菓子が「フィナンシェ&マドレーヌ」です。私も好きなお菓子でお渡しする方の好みや性格など全然わからない時はよくこちらを持っていくことが多いです。
なぜなら「無難な選択」だから。そうというと「アンリシャルパンティエ ガトー・キュイ・バリエテ」さんに失礼という声も聞こえて来るかもしれませんが、言い換えれば「万人受けする」と言えばよいでしょうか。人数の集まるところへ持っていく場合、それぞれの好みを考慮してとまでは出来ません。
そうした場合に「万人受け」が良いと言うのはとても貴重であります。今回の場合特に相手が「不特定多数の高齢者」ということもあり、喉につかえやすい固いお菓子は「もしも」を想定して選択から外し、比較的柔らかいお菓子と美味しさも含め「無難な選択」をしました。
時と場合によりけり
持参する相手、性別、人数、年齢、季節などさまざまなことを考慮して、『菓子折り』を持っていくとなるとやはり時と場合によって適切なものを選択しなければなりません。
そうした場合に日頃から菓子折りの「これは間違いないでしょ!リスト」をストックしておく必要があると思います。いざ持っていく場合に「どんなものを持っていけばいいのかなぁ・・・?」と悩まず、時間が無いとなればなおのこと役立ちます。
このブログでは私がおすすめする『菓子折り』を今後もこっそりご紹介していきたいと思います。
ちなみに今回のフィナンシェ&マドレーヌはこちら↓を参考に。