「どの資格を」と迷っているなら・・・
「とりあえず資格を・・・」と迷っているなら、「福祉住環境コーディネーター2級」をおすすめします。この資格は東京商工会議所の主催する民間資格ではありますが、医療・福祉・建築の3分野を学べるのが魅力で、今介護をしていることに直結して役立つからです。
資格には1級・2級・3級とあり、難易度・資格のステイタス性を考慮して「2級」を目指してみましょう。
実際に勉強して役に立ったこと
試験に合格してから、しばらく経つので勉強した内容は徐々に薄れていっています。でも、実際に勉強しておいて役に立った一例をご紹介します。それは、「トイレの手すりの取り付け高さ」です。お住まいの自治体によって違いがあるかもしれませんが、私は「一戸につき、1回20万まで(自己負担1割)の補助金制度を利用して手すりを当時両親の住む実家の玄関と廊下に手すりを付けました。床の段差解消や手すり取付工事に利用することができます。ぜひ制度利用ができるかケアマネさんと相談してみましょう。
ちなみに上記写真は「福祉住環境コーディネーター検定試験 2級公式テキスト(東京商工会議所 編)」に掲載されている「トイレの手すりの取り付け高さ」の図です。こうした図や説明が公式テキストに載っているので、これだけでも勉強しておいて自宅トイレの取り付けの際に役立ちました。また、ホームセンターでL型手すりなどが販売されていますので購入して自分でDIYすることもできます。なお、その際は体重をかける手すりですので必ず「下地」のある箇所にビスを打ち込んでください。
(※ビスが全部効かない場合は窓枠等で下地を作る必要あり)
勉強方法は?
受験を志した私はすぐに公式テキストを購入し、意気揚々と最初から読んでみました。しかし、分からない用語が多くて全然頭にはいりません。そのうち飽きてきてやめてしまいました。
時間ばかりが過ぎていき悩んでいたところ、ネットで「勉強法」などで検索して調べてみると、
- とりあえず問題集を解く
- 解いた該当箇所の部分の公式テキストを読む
という方法に行き着き、何回転か繰り返しました。その後は、
- 過去問題を試験時間に合わせて解く
- 間違えた箇所の部分の公式テキストを読む
の繰り返しでOKだと思います。人それぞれの勉強法があると思いますので、まだ勉強法が決まっていないのなら上記の方法を試してみてください。
公式テキストはこちら↓
問題集&過去問はこちら↓
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