実体験からもしもの時に慌てないよう事前準備↓をしておくことをおすすめします

このブログの目指すところをこちらにまとめてみました。

いつかはその時が訪れます。

 ご両親が健在な方にとっては「縁起でもない」なんて言われてしまいそうですが、現在何の支障もなく生活して普通に歩いていらっしゃる方であっても、後期高齢者である75歳以上となればその時を迎える日が近いのは紛れもない事実です。

 

 いつかはその時が来る・・・のであれば、事前に準備をしておきましょう。具体的には、もしもの時にご遺体の搬送、葬儀を行う葬儀屋さんを決めておことです。

 

 日本では約80%の方が病院で亡くなります。その場合、医師の死亡診断書発行後ご遺体を早急に搬送しなければなりません。病院は患者を治療し、命を救うところ。冷たい表現ですが、亡くなると他の患者さんの治療へ頭を切り替えてベッドの確保などのためにも早く搬送してほしいのが本音だと思います。仕方ありません。

 

 その時に亡くなったショックで動揺していて「どうしようかどうしようか・・・」と迷っていると、病院のお抱え業者さんを進められ、ご本人の最後となる葬儀が焦るあまり業者さんの言うままにしてしまい、結果として不満の残る葬儀になってしまう可能性があります。

 

 よって今のうちに葬儀屋さんを決めておく、または互助会に加入しておくなどの事前準備をしておきましょう。

私の父が亡くなったとき

 私の父は大腸がんで亡くなりました。余命宣告を受けており、最後は病院の緩和病棟に入院していました。自分一人で病院へ行けない母に代わって様子を伝えることもあって毎日面会に行きました。亡くなる当日も夕方に行き、まだ大丈夫そうかなぁと思いつつ病院を後にしました。

 

 深夜になって連絡がありました。すぐに病院へ向かい亡くなった父と面会しました。その後は他の患者さんに迷惑ならないよう携帯に登録しておいた(事前に契約済みの)葬儀屋さんに遺体搬送の連絡をするだけでいっぱいでした。

 

 今になって思うことは余命宣告を受けてその時までの時間があり、準備もできているのでその後のスケジュールなども考えながら冷静に対処できると自負していたにもかかわらずこの慌てようは思ってもいませんでした。あらためて実体験として生前に事前準備はしておくことをおすすめします。


私が行った具体的な事前準備とは

 父が亡くなる4、5年前だったでしょうか、当然その後大腸がんになるなど思ってもいなくピンピン自分で歩いていた父母私の3人で互助会方式の葬儀屋さんのセミナー&試食会に参加し、契約しました。人数によっての会場の比較やお返しの品、仏壇など見て回っていたのを覚えています。その時はまだまだ先の話なんて感じの思いでしたが、結果として余命宣告は数年後に来ることになったのです。

 

 人間は皆生まれてから時が流れ、「死」に向かって進んでいきます。それがいつかは分からないけれど、平均寿命に近づいてきてからではなくピンピンしている生前から家族で相談して事前準備をしておきましょう。


 

※こちら↓の記事も読んでみませんか


【生前のうちにある程度の相続準備↓もしておくことをおすすめします】

「保険の窓口インズウェブ」相続相談サービス

 
TOPへ